一、尊敬語
(1)(お)名詞/形容動詞語幹+でいらっしゃる(=です・である)
●失礼ですが、日本からおいでになった田中先生でいらっしゃいますか。
●ご両親はお元気でいらっしゃいますか。
(2)(お)形容詞くていらっしゃる(=形容詞です)
●いつもお若くていらっしゃいますね。
(3)接頭語、接尾語
接頭語:「お」「ご」「尊」「貴」「高」等。
例:お忙しい、ご多忙、お若い、お上手、ごゆっくり等。
貴社、貴校、貴職、貴兄(きけい)等;御高説、ご高評、ご高配等;ご尊父(そんぷ)、ご尊家(そんか)、ご尊兄(そんけい)、ご尊顔(そんがん)等。
●明日、貴社にお伺いいたします。
●ご高説を拝聴します。
●ご尊父のご病気はいかがですか。
接尾語:「様」「さん」「がた」「殿」「陛下」「先生」「先輩」「閣下」「社長」「部長」等。
(4)尊敬動詞
動詞 | 尊敬語 |
いる | いらっしゃる・おいでになる |
行く | いらっしゃる・おいでになる・お越しになる |
来る | 見える・お見えになる・いらっしゃる・おいでになる・お越しになる |
行ってくれる・来てくれる | おいでくださる・お越しくださる |
行ってください・来てください | お越しください |
する | なさる |
言う、話す | おっしゃる |
食べる・飲む | 召し上がる・あがる |
着る | お召しになる |
見る | ご覧になる |
寝る | おやすみになる |
問う | お問い合わせ、お尋ねになる |
お/ご+動詞連用形・サ変語幹+になる/になれる
●一人でお荷物はお片付けになれますか。よろしかったら私がお手伝いいたしましょうか。
お/ご+動詞連用形・サ変語幹+です
●先生はもうお帰りですか。
●先生は最近どんな問題をご研究ですか。
お/ご+動詞連用形・サ変語幹+くださる(=~てくださる)
●山田先生が文法をお教えくださいます。
●去年はいろいろお世話になりました。今年もご指導くださいますよう、お願い申しあげます。
お/ご+動詞連用形・サ変語幹+なさる
●そんなにご心配なさらないでください。
●早くお電話なさったほうがいいと思います。
⑤お/ご+動詞連用形・サ変語幹+ください(=~てください)
●さぞお疲れになったことと存じます。どうぞしばらくお休みください。
●ここはちょっと分からないんですが、ご説明ください。
⑥動詞+ていらっしゃる/ておいでになる(=~ている)
●先生は中国の近代史を研究しておいでになります。
●田中さんはどこに住んでいらっしゃいますか。
(6)尊敬助動詞れる、られる
●どちらで日本語を習われましたか。
●いつお国へ帰られますか。
(7)よく使われる敬語のパターン
a~てください
お/ご+動詞連用形・サ変語幹+になってください
お/ご+動詞連用形・サ変語幹+ください。
●待ってください→お待ちになってください。
●お待ちください。
b可能 お/ご+動詞連用形・サ変語幹+になれる
●帰る→お帰りになれますか。
c~ている→ていらっしゃる/ておいでになる、
お/ご+動詞連用形・サ変語幹+です
●出掛けていらっしゃいます。
●食べておいでになる。
●社長がお呼びです。
d 風邪を引く→お風邪を召す
気に入る→お気に召す
服を着る→お着物を召す
年を取る→お年を召す
二、謙譲語
(1)接頭語、接尾語
接頭語:当、拝、愚小(しょう)拙(せつ)弊(へい)
常用語:当店、当校等;拝見、拝借、拝受、拝聴、拝読等;愚見、愚考、愚妻、愚息等;小社、小店、小著、小文等;拙著(せっちょ)、拙稿(せっこう)、拙作(せっさく)、拙宅(せったく)等;弊社、弊店、弊校、弊紙等。
●先生のご本を拝読いたしました。
●愚妻は元気にしております。
●小社の製品はいかがでしたか。
●拙著をお読みください。
●弊社の製品はいかがでしたか。
接尾語;ども
●わたくしども
(2)謙譲動詞
動詞 | 謙譲語 |
いる | おる |
行く | 参る、うかがう、あがる |
来る | 参る、うかがう、あがる |
する | いたす |
言う、話す | 申す・申し上げる |
食べる・飲む | いただく |
会う | お目にかかる |
見せる | お目にかける ご覧に入れる |
あげる | 差し上げる |
見る | 拝見する・拝見いたす |
借りる | 拝借する・拝借いたす |
聴く | 拝聴する・拝聴いたす |
読む | 拝読する・拝読いたす |
もらう | いただく、頂戴する・頂戴いたす |
思う | 存ずる・存じる |
知っている | 存じる・存ずる・存じ上げる |
わかる | 承知する |
訪ねる・訪問する | 伺う・お邪魔する・あがる |
尋ねる・聞く | 伺う・承る |
引き受ける | 承る |
問う | 伺う、お伺いする |
①お/ご+動詞連用形・サ変語幹+する
●お荷物をお持ちしましょう
②お/ご+動詞連用形・サ変語幹+いたす
●先生が横浜へおいでになったら、僕がご案内いたします。
③お/ご+動詞連用形・サ変語幹+できる
●ご注文なさった花は20分ぐらいでお届けできます。
●あのう、家賃のことですが、一か月前にお願いできませんか。
④お/ご+動詞連用形・サ変語幹+申し上げる(申す)(=お/ご~する)
●返事がだいぶ遅れまして、お詫び申し上げます。
●一日も早くご健康になるよう、お祈り申します。
⑤お/ご+動詞連用形・サ変語幹+いただく(=~ていただく)
●今日はわざわざお招きいただいて、どうもありがとうございます。
⑥お/ご+動詞連用形・サ変語幹+願う(=~いただく)
●今度うちのクラス会にご出席願いたいのですが、ご都合はいかがでしょうか。
⑦~(さ)せていただく 或~(さ) せてください
●こちらから説明させていただきます。
●私にも行かせてください。
三、丁寧語
这一类敬语不是对话题人物的尊敬,也不是对自己的自谦,而是用郑重地说话来表示对听话人的尊重,也表示自己有高雅的教养。
(1)名詞です/動詞ます
●富士山が高いです。
●花が咲いています。
(2)名詞・形容動詞でございます(形容動詞の場合:非人物状態・性質)
●社長の事務室はこちらでございます
●鈴木の家内でございます。
●こちらは静かでございますので、ご安心ください
(3)形容詞変形+ございます(用此款郑重礼貌语描述事或物的性质,状态以达到对听话者的尊敬)
●やり方はいつものようでよろしゅうございますか。
●秋になると、朝晩は寒うございます。
(4)形容詞+くはございます/くもございます/くはございません
●かなり暑くはございますが、ご心配は要りません。
●このリンゴはあまり甘くはございません。
(5)ございます(=ある/いる)
●まだたくさんございます。
●お手紙は そちらにございます。
(6)~てございます
●案内書にいろいろ書いてございます。
(7)まいる(=くる)
●まもなく電車がまいります。
(8)~てまいる(=~てくる)
●寒くなってまいりました。
●雪が降ってまいりました。
(9)いたす(=する)
●なにか変な匂いがいたしますよ。
(10)おる(=いる)
●用意ができております。