日本人の大人と漫画

「どうしてにほん日本では、こ子どもだけでなくておとな大人たちもまんが漫画をよ読んでいるのか。」とい言うがいこくじん外国人のこえ声をみみ耳にすることがよくある。たし確かに、でんしゃ電車のなか中でまんが漫画ざっし雑誌にむちゅう夢中になっているおとな大人をみ見るのは、めずら珍しいことではない。とく特に、20だい代、30だい代のおとな大人たちがおお多いようだ。かれ彼らは、なぜ、おとな大人になってもまんが漫画をよ読んでいるのか、そして、かれ彼らがよ読んでいるまんが漫画とはどんなものなのか、かんが考えてみたい。

　まず、まんが漫画は、えき駅でか買ってでんしゃ電車のなか中でた立ったままよ読めるというべんり便利さがある。かんたん簡単にて手にい入れられてかんたん簡単によ読むことができるので、まいにち毎日しごと仕事でいそが忙しいひと人たちにとっては、もっと最もてがる手軽なリラックスのしゅだん手段だとい言えるだろう。

　また、まんが漫画は「え絵」があるてん点で、じ字だけのほん本にくら比べて、ないよう内容がとてもわかりやすい。ことば言葉だけによるひょうげん表現よりも、え絵があるほう方が、ぐたいてき具体的なイメージをも持つことができるので、どくしゃ読者にとって、りかい理解しやすくなるのである。さいきん最近では、このりてん利点をい生かして、かいしゃ会社やしょうひん商品のあんないしょ案内書やせつめいしょ説明書など、まんが漫画でか書かれているものがおお多くなった。

　そして、どくしゃ読者をひきつけるためにいちばん一番たいせつ大切な、ないよう内容のおもしろ面白さというてん点も、わす忘れることはできない。まんが漫画をあまりよ読まないひと人たちのなか中には、まんが漫画はていぞく低俗だとか、ないよう内容がとぼ乏しいとおも思っているひと人もいるが、じっさい実際はかなら必ずしもそうとはい言えない。はなし話のないよう内容にさくしゃ作者のしそう思想がはんえい反映されているさくひん作品や、テーマやはいけい背景がちゅうい注意ぶか深くちょうさ調査されていて、どくしゃ読者のちてき知的こうきしん好奇心をみ満たすことができるさくひん作品もすく少なくない。そして、どくしゃ読者はそのようなさくひん作品をよ読んで、すぐれたえいが映画やしょうせつ小説にであ出会ったとき時とおな同じように、かんどう感動したり、きょうかん共感をおぼ覚えたりするのである。

　わか若いおとな大人たちにとって、まんが漫画はこ子どものころからみぢか身近なそんざい存在だった。そして、かれ彼らがおとな大人になったいま今、このようなまんが漫画のとくちょう特徴はいぜん以前よりもずっとひろ広くにんしき認識されているし、またしじ支持されるようにもなっている。まんが漫画は、これからもおお多くのひと人たちによ読まれていくだろう。

新しいことば：

夢中（むちゅう）  梦里

手軽（てがる）    轻易，简单

リラックス     relax 放松

～やすい     

よる

イメージ     image 意象

生かす（いかす）  救活，使继续活着，有效利用

ひきつける     拉近，吸引

かならずしも         不一定，未必，并非总是

反映（はんえい）する

調査（ちょうさ）する

満たす（みたす）      装满，满足

すぐれる           优秀，良好状态

出会う（であう）       偶遇

身近（みじか）        身边，切身

認識（にんしき）する

支持（しじ）する